取材されるときでもエンターテイナーだった作家
作家さん(漫画家・小説家などなど)によっては、カメラが入ると緊張して手が止まってしまう、アイデアが出なくて仕事にならなくなってしまう……という方も珍しくないそうで、実際、他作家さんのドキュメンタリーで、作業中の映像を一度も撮れなかった番組がありました。それはそれで、その作家さんらしくていいなと感じたのですが、見ていて、ちょっと残念だったのも確か。
この手塚治虫さんの番組の場合は、しっかりペン先の動きまで撮影されています。貴重なドキュメンタリーです。カメラを気にせずペンを走らせる手塚さんは、太っ腹というか、こういうときでも、見る側との駆け引きを楽しむ余裕を持ったエンターテイナーだったのかもしれませんね。
インコと戯れる手塚さんの優しい表情が、プライベートタイムの顔として、これまた貴重です。 めだか屋 |