う~ん、さすが!!
ついに解き明かされる五年の空白。アニタの悪夢、ジュニアの存在の謎。いいね、いいね。前巻に続いてボクの大好きな読子先生が光ってる。五年前の自分のやってしまった事実を改めて突きつけられて苦しむ読子とあくまでそれに寄り添おうとするねねね、それに三姉妹、特に悪夢に出てくる、業火を背景にたたずむ人影が読子であると知った、アニタとの立ち位置が微妙な距離を持って話が進んでいくのが重苦しい。それにナンシーとジュニアとの親子関係もあやうい感じで気にかかる。一話目はほのぼのとした雰囲気で話が進んでいくが、もう、ここまできちゃうと一話一話の境目なんてあんまり重要でない。もう最後まで雪崩を打って進むのみ。ボクとしてはこの緊張感がたまらない。襲い来る大英図書館にそんな雰囲気は一変して、急転直下ハードなストーリーに!!ここで読子とアニタのダッグが自然発生。この巻で一番のお気に入りのシーンだ。読子にぬきがたい不信感を持っているアニタと、そんなアニタの気持ちを理解しているのに、マイペースを崩さない読子。ふたりで戦っていくうちに、読子の実力を認めなければいけなくなって、なおかつ読子のペースにいつの間にか引き込まれてしまっているアニタが、不満げなんだけどどこかうれしそうに読子に従っている様子はかわいい。そんなアニタをでしゃばらずにサポートして、読子はなんだか申し訳なさそうに指示を出していく。「すみませんが、こうやったらどうですかぁ」みたいに、小さくなって意見を言う読子に、「わかってる!!」みたく怒鳴り返しながらも、その意見に従ってしまうような、そんなシーンが最高にほほえましい。最後にはそんな関係もあっという間のことで崩れてしまうけど、この巻の後半は、RODの中でも、ボクとしては最高のおすすめシーンの一つだ。 |