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サーチ
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 「おねがい☆ティーチャー」を生んだPlease!が再度手掛けた、TVアニメーションシリーズ(2003年、WOWOWにて放送)。脚本の黒田洋介、キャラクターデザインの羽音たらくなどメインスタッフはそのままに、舞台も同じ街、同じ高校で一部キャラクターは重複するという続編的な作品ながら、全く別のラブストーリーが展開する。
   身寄りのない少年、神城麻郁(かみしろ・まいく)の肉親を探すただ1つの手がかりは、幼い彼と女の子がある家の前で水遊びをしている写真。やがてその家に住みはじめた彼の前に、同じ写真を持つ少女が2人現れ、なぜか同居することに。快活な宮藤深衣奈(みやふじ・みいな)と控えめな小野寺樺恋(おのでら・かれん)、どちらか1人は肉親らしいのだが、いつしか2人ともが麻郁に対して恋心を抱きはじめ…。
   主人公がタイプの違う女の子にモテまくったり、肉親ということでカワイイ女の子と同居したりと、さまざまなアニメで何度となく使われた「萌えの記号」をてらいもなく駆使しつつ、きっちりと葛藤と切なさを生み出す設定の妙が光る。「間」を多く使うまったり進行ながら、1度見ると次の展開が気になる、ちょっと不思議な作風は健在だ。(安川正吾)


う~ん、なかなか!!

 穏当だ、まったく穏当なラストだ。ひねりも冒険もない。落ち着くとこに落ち着いたねってな感じで、初めから予想されていた形で終わった。そんな意味ではおもしろくもなんともないんだけど、ボクとしてはこの作品けっこう好き。このところひねりまくって、こだわりまくった、どうも素直じゃない作品が多くて、確かに深くて感動できるってこともあるんだけど、疲れるんだよね、見てて。(「羊のうた」なんて深く感動して、深く疲れた・・・)その点これは全然疲れない、なるようになった王道ラブコメ路線の応用版ってな雰囲気で、黒田洋介氏の手堅いストーリーに羽音らたく氏のきれいなキャラとあわさって、ご両人の職人的魅力の出る、前作「ティーチャー」とはちょっと毛色の違ういい作品になっている。
 委員長が不気味な諜報員と化してたり、島崎の真意がイマイチはっきりしてなかったり、跨クンが哀れお誘うほどに変態だったりと、ちぐはぐで不自然に思った部分は確かにあるけど、全体としてのキャラのバランスはとってもよい。血のつながりに脅迫的にまでこだわるのは、かえって変に見えちゃうけどこれもまた話の基本線をはっきりさせて最終話への目的をしっかり動かないものにするのに役に立ってて、先が見えちゃうっていうことではおもしろくないのだけども、本当はどうなの!?っていう謎でもってじらされるのも悪くない。
 キャストも中原麻衣・清水愛と何とも狙った・・・いやいや現在の人気・実力ともナンバーワンの二人を配してうまい配役。ひょっとするとあまり重要ではない?かも知れないが浪川大輔さんもなかなかいい味だ。それに「ティーチャー」のキャラもちょくちょく出てきて、脇を固めている。前作を知っているものとしてはうれしい限り。なんか嫌なことでもあったとき見たら、きっとちょっと安らげる作品だと思う。


ツインズ最終話

「肉親か他人」というキーワードで、これだけ話が作れた黒田洋介さんは、やっぱスゴイかも。1話から12話までみた全体の印象は、黒田脚本ならではの面白さがあったし、前作、おねがい☆ティーチャーのキャラやストーリーを必要以上に絡ませない分、1作品として純粋に展開を楽しめた。番外編としての13話があるとはいえ、TV放送の最終話となる12話が「肉親か?他人か?」というテーマに決着をつけた回であると言って間違いはない。「肉親なのか?他人なのか?」という微妙な関係を、12という少ない話数でこなしたため、シワ寄せを喰らったラストは詰め込め過ぎの感じがしないでもないですが、それぞれのキャラに結末が用意されていて、深衣奈と樺恋のどちらかが置いてけぼりを喰うような展開で無かった事は好感が持てます。 嵐の中のテント


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