設定の斬新さ、ストーリのよさ、絵のきれいさ、不安感、緊迫感、爽快感・・・
昨日見終わりました。再度見直してちゃんと感想を書きたいですが、とりあえず今は断片的に感想を書いておきます。注)ネタバレありです。
・フラクチャー戦の緊迫感がたまらないです。その中で、自然発生的にチームプレーが生じてきたことに感動しました(もちろん道徳的なにおいは一切しない)。この作品では能力差の問題がかなりしつこく描かれていましたが、最後に描かれているのは皆がその問題を乗り越えた境地です。
主題歌にもあるように「羨むことに慣れてしまったら誇れる自分が遠ざかってく」とすれば、まさに最後はそれを乗り切って「色とりどりの星」たちが「見えない翼ではばたく」ことを感動的に描いたものだと言えるでしょう。(主題歌にこのような歌詞をもってくることを考えれば、能力差の問題がこの作品の大きなテーマになっていることが感じられます)
・中盤で人間不信の問題にはしっかりと触れつつも、最後の最後まで自然災害でとおしてくれてよかった。相手は自然災害ですから主人公の健闘を期待することに何の後ろめたさも感じさせません。宇宙戦争系はとうの昔に『銀河英雄伝説』など数多くの作品で描かれているのですから、ここで人間同士の争いになるのはいまや月並みというものです。(宇宙人はかなりさりげなく扱われましたね。あんなにさりげなく扱われた宇宙人はそうそういないでしょう)。超新星爆発余波とコズミックフラクチャー。本当にいい設定だと思います。
・光太としーぽんの関係がちゃんと流動しているのもポイント。単なる萌え系アニメだと最後の最後までくっつかせないでじらすのがパターンですが、この作品はあこがれて、結ばれて、距離が開いて(かなり長いあいだ開いてましたねー)といった過程がちゃんと描かれています。しかも、これまた能力差の問題が恋愛に絡んできて一筋縄ではいきません。それが最後に二人の関係が逆転するような形で克服され、新たな恋愛関係に昇華していったのはストーリーとして見事だと思います。
・実はツッコミたいところや希望したいこともいくつかあるのですが、もはや細かいことはどうでもいいです。『宇宙のステルヴィア』は芯のストーリーがしっかりした、そしてキャラが魅力的な、とてもいい作品です。
もっと書きたいことはありますが、とりあえずこのへんで。 rannpasu |