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神林 長平 出版社:早川書房 価格: ¥ 735
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神林作品の最高傑作
アニメが作られたときに増刷されたので読みました。
それを機会に神林長平のことを知ったのですが、彼の作品の多くは、支離滅裂か、晩年のフィリップ・K・ディックのようにグダグダダラダラしていて、この作品と同程度の完成度は望めません。
神林はディックを模倣することで作家になったらしいのですが、メカニックに詳しいという長所を生かさず、無理にディックと同じように形而上の描写をしようとして失敗することが多い作家です。
この小説は神林の長所がもっとも生かされた傑作です。
続編もありますが、私は勧めません。 拳銃自殺ケーゲル |
これは傑作
これを読み終えると、2〜3日頭からもやもやが消えませんでした、読み終っても楽しめる作品です。
私は戦闘機が好きでこれを買ったのですが、ある戦闘機に何の関心も無い小説好きな友人に「読むの無いから貸して」と言われ貸したのですが、あんな専門用語だらけなのが面白いのかなと思って、「おもしろい?」ともう半分くらい読んだその友人に聞いてみると「用語がわかんなくても、戦いより人間関係が多くて面白いよ」と言ったのです。
この体験で老若男女この小説は楽しめる、と確信しました。
このレビューを見たなら絶対に買ってください、誰が読んでも買ってよかった、と思える事は私が保障します! カティーナ |
SFならではの世界観
謎の異星体ジャムとの戦いを連作長編の形式で描いています。
冗長になるところを背景説明や周辺状況を思い切って切り捨てることで、無駄の無いきびきびとした印象を与えてくれます。
現在形を使った戦闘シーンも特徴的で、スピーディーな印象を読む人に与えてくれます。
物語は、単なる勝ち負けを競う形で戦争を描くというよりも、機械的だった主人公が人間らしさを得ていく姿、道具として作られたはずの機械が人間を必要としない個体と変化していく姿、ジャムは何を敵としているのかといった多元的な構造で描かれています。その物語を通じて、人間性とは何か、人間の尊厳、存在意義について考えさせてくれます。 hoge2 |
雪風が進むフェアリイの空、何が出るかドキドキします!
SFものとしてとても秀逸!
友軍を犠牲にしてでも、必ず生還することを命じられた偵察機・雪風とパイロット・深井零。
その孤高の存在感にもしびれました!
南極に突如現れた「あな」と、
そこから飛来する全く異質な「敵生命体」。
敵は「あな」の向こうに広がるフェアリイからやってくる。
人の世界を守るため、人類が総力を結集して造ったフェアリイの前線基地で、
雪風と深井零は戦いながら進化して行く。
人類が異質な敵と戦うとき、
その存在を人類やコンピューターが
どう認識しようとするのか描かれていて非常に面白かったです!
hinonoraki |
違いを楽しむ
『雪風』と『雪風<改>』の微細な違いを見つけると楽しい。特にほかの神林作品のファンならばニヤリものの改訂が多数。さすがファン心を心得ているな、と、★×5。 …ワーカムで書いたならこの文章は、…変わらないなぁ(笑) 捨て子 |
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