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神林 長平 出版社:早川書房 価格: ¥ 945
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OVAとは全く別世界・・・
OVAをチラっと見て、ちゃんと内容が知りたくて、
最初に読むべき(改)より先にこちらを読んでしまいました。
作者の方も全然知らないので、あまりの文庫本の厚さに一瞬怯んだのですが、
一気に読ませてしまう作家の力に感服いたしました。
これは「SF」の名を借りた「自分本位な人」への啓蒙書です。
コミュニケーションとは何なのか、言葉とは何なのかということを、改めて考えさせられました。
続きが読みたいような、このままにしておきたいような、不思議な読後感です。 ハム |
そりゃ無いよという終わり方
前作を読んだ人なら、まず間違いなく手に取るだろう続編です。
前作を読んでいないと、話が通じないのでお気をつけ下さい。
さて、肝心の本作ですが、前作のスピード感あふれる現在形を多用した文体から、ジャムとFAF、零、雪風を内面へ深く分け入る落ち着いた物語運びになっています。
全編を通して大きな一つの物語になっており、じっくりと読ませてくれますが、いよいよこれからという肝心のところで話が終わってしまいます。
早く続編が読みたいです。 hoge2 |
「新種の複合生命体」
OVAで「雪風」に興味を持たれた方に、ぜひ読んでほしいです。
描ききれていなかったことがたくさんありますよ。
たとえば、「新種の複合生命体」という言葉。原作では、
自分が生き残るため、共闘するパートナーをいつでも犠牲にしうる、
そういうせめぎ合いの果てに生まれたものとして、
深く描写されています。
主人公である零も、原作ではどんどん変わっていくのに、
アニメではほとんど変化なし、でしたね。
機械と人間の関係にしても、ジャムとの戦いにしても、
人間の想像を越えるスピードで事態が進んでいく、
この緊迫感はすごいです。
とくに終盤の展開は圧巻です。
物語はこれからです。
続編熱望します。 169 |
俺には関係ない、
と思ってました。
アニメを最初に見た時も、「絵は綺麗。まぁまぁの出来」
くらいしか感じませんでした。その後、本作を(「改」と合わせて)
借りる機会があり、1000ページ、一気に読了。人とは? 機械とは?
軍とは? 妖精の魔法にかかったかのように、引きずり込まれました
(アニメ版が辛くなるくらい)。冗長な続編という意見もありますが、
私はグッドラックこそが本編に思えます。続編希望! 待ちますよ〜。
ディクシー |
雪風続編。
戦闘妖精雪風の続編。
今作は主人公深井零が自分の片腕と信じて疑わなかった雪風との
関係やジャムの正体について臨床心理士のエディス・フォス大尉、
過去の零のような人格の桂木彰少尉、ジャーナリストの
リン・ジャクスン、そして友人のジェイムズ・ブッカー少佐を
交えて見つめ直していくものになっています。
戦闘描写の精密さは相変わらず素晴らしく、零の視点で描かれている
場面は特に感情移入でき、読者も零と共に雪風のコックピットに
乗っているような臨場感を感じます。
物語の終わりとしては中途半端な終わり方をするものの、
神林氏の文才はそう感じさせず、むしろ非常に綺麗な
幕引きであったと感じられました。
しかしながら、アニメ版雪風5巻を見た神林氏はもしかしたら続編が
書けるかも知れないとおっしゃっていたので、ぜひとも出して頂き
たいと思います。
前作が気に入ったなら目を通しておきたい一冊です。 イエロー13 |
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